Q. 中期ビジョン・経営サイクルで、営業外収益に意図しない数字が計上されています。

A. 税抜・税込によって原因が異なります。

1.税込:「原則課税」で仕入消費税額が売上消費税額より大きい場合(還付)
2.税抜:「簡易課税」で簡易課税消費税額が仕入消費税額より大きい場合
3.税抜:「消費税免税期間」で仕入消費税額より売上消費税額の値が大きい場合

操作方法

1. 税込:「原則課税」で仕入消費税額が売上消費税額より大きい場合(還付)

原因として2つ考えられます。

・計画の中で設備投資を行っている場合

・輸出業者のため、還付処理を行っている場合

例:(仕入消費税額)34,785-(売上消費税額)29,505 =(他の営業外収益)5,280

2. 税抜:「簡易課税」で簡易課税消費税額が仕入消費税額より大きい場合

※仕入消費税額の値が大きい場合は「租税公課」に差額が表示されます。

例:(仕入消費税)21,332ー(簡易仕入消費税額)28,399 = (他の営業外収益)7,067

損益計算書

3. 税抜:「消費税免税期間」で仕入消費税額より売上消費税額の値が大きい場合

例:(売上消費税額)43,098ー(仕入消費税額)21,332 = (他の営業外収益)21,766

※例は免税期間は計画1期目まで

損益計算書